One to Oneマーケティング/セグメントマーケティングとは
One to Oneマーケティング/セグメントマーケティングの主な事例
MICのOne to Oneマーケティング/セグメントマーケティング
One to Oneマーケティング/セグメントマーケティングとは
One to Oneマーケティングとは、エンドユーザーの属性や購買記録、閲覧記録などをもとに、エンドユーザーひとりひとりをより細分化、分析を行い、そのエンドユーザーに最適な商品・サービスを提供するマーケティング手法です。
One to Oneマーケティングには、データとシナリオをもとにしたカスタマージャーニーを描くことが重要です。
購入履歴や閲覧履歴、サービスを利用した人の属性や頻度など、集積した様々なデータから、エンドユーザーの行動を想定したシナリオを仮定します。
そうして出来上がったシナリオに対して最適な宣伝広告の手法(チャネル)は何か?を考えます。
セグメントマーケティングとは、対象となる市場を分析し、さまざまな属性に「分割」することで、対象となるエンドユーザーをグループ分けし、そのグループにより響く施策を行うマーケティング手法です。
セグメントマーケティングには、STPという概念が用いられます。
S:セグメンテーション(segmentation)
→対象となる市場を分割しグループ分けする

T:ターゲティング(targeting、ターゲット選定)
→グループ化したなかから、広告宣伝を行う対象を決める

P:ポジショニング(positioning)
→競合他社と自社の立ち位置を把握し、商品やサービスの独自性・優位性を定める

One to Oneマーケティング/セグメントマーケティングの主な事例
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- レコメンデーション広告
- ECサイトなどで商品を購入する際、その商品に関わる付属品や一緒に買われることの多い商品を紹介する機能です。その商品を購入した他のユーザーによる商品の購買記録をもとに展開することで精度の高い「おすすめ」を可能にします。
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- リターゲティング広告
- ECサイトで閲覧した商品などの履歴から、他サイトでの広告にその商品が表示される機能です。ブラウザに残るCookieなどの履歴を用いて表示を行い、商品の買い忘れ防止や、「いつか買おう」と思っていた商品などの購買喚起を促します。
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- DM(ダイレクトメール)
- オフライン施策としては最も一般的なものが、DM(ダイレクトメール)と言えます。
個人・法人宛に直接届く広告・宣伝・通知手法のことを指し、郵便はがきや封書、メール便など形態は様々で、個人向けのWebメールによる宣伝・通知もDMに含まれます。