品質

線幅MDM

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MDM

線幅、線濃度を測定するのにはMDM(マイクロデンシトメーター)を使用する。
MDMは現在製造中止で、製造できるメーカーはない。

MDMはハロゲンランプを光源とし、フォトマルチプライヤを受光子とした反射率(濃度)測定機。
フォトマルチプライヤ(フォトマル)というのはCCDができる前の受光子。
半導体ができる前は真空管が使われたように、CCDができる前はフォトマルが使われていた。

線幅とは

印刷物のエッジはインキのにじみがあり、黒と白の間にグレー部分がある。
線幅を測定するために、まず、線の起点と終点とを定義しなければいけない。
紙の白地の濃度とインキの黒の濃度の50%をスレショルド値(閾値)として線の起点、終点と定める。

基本的な測定方法は、ラダー3本を、測定位置を0.1mmずらしながら3回測定し、その平均値を出す。

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