印刷

オフセット枚葉印刷機の動画

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自動版交換

フィーダー。一吸が紙を持ち上げ、フィーダー後方からエアーを出して1枚目の紙を分離し、二吸がフィーダーボードに紙を移動させる。

フィーダーボードを流れてきた紙が前当に当たって止まった瞬間、横針に引かれ手前に動く。その瞬間にスイングが紙を咥える。

スイングが紙を咥え、1胴目の圧胴の爪に受け渡す。

刷り出し。PDS-SXで刷本を読み込むと、カラーパッチの濃度をKIDに表示する。各色の濃度がグリーンになればOK。次にPQA-Sで読み込んだ見当マークで自動で見当を合わせる。また、異常があると異常個所を拡大して知らせてくれる。この時は日本地図の色味の不良、インキキータッチパネルで修正し、再度確認して本刷りに入る。

PQA-Sで読み込まれたカラーパッチの濃度が刻々とKIDに表示される。以前は200枚に1枚刷本を抜き取ってPDCで測定していたが、PQAのおかげで居ながらにして濃度変化を知ることができる。本刷りが安定する。

デリバリー。奥に見える真空車で刷本にブレーキをかけ、タイミングよく爪のグリッパを開放して、デリバリーにきれいに刷本を揃える。

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