印刷

オフセット枚葉印刷機その3

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印刷部 胴仕立

版胴、ブランケット胴、圧胴のセッティングを胴仕立と呼ぶ。
一般的には、版胴とブランケット胴の間(版圧)は0.10~0.15mm、ブランケット胴と圧胴との間(印圧)は0.15~0.20mmである。
紙はブランケット胴と圧胴の間を通るので、紙厚が変われば、印圧を変える必要がある。
また、エンボス紙などの場合、紙の凹部にインキを届かせるため、印圧を強くする。

CTPの版の厚みは0.24mmと決まっているが、ブランケットは使用しているうちに摩耗してくる。
このため、ブランケットの使用時間を記録しておき、一定間隔で確認する。
チャート印刷では、この胴仕立で寸法の差が発生することがある。「寸法測定」の項目を参照。

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